ジムニー、ジムニーシエラ(JB64/JB74)はコンパクトなサイズ感のため、積載量が少ない車種です。
そのため、荷物を積み込みすぎるとルームミラーの視界確保が難しい場合があります。
そこで注目されるのがデジタルインナーミラーです。
この記事では、ジムニーにおけるデジタルインナーミラーのメリットとおすすめの理由について詳しく解説します。

デジタルインナーミラーとは
デジタルインナーミラーとは
通常使っているミラーはアナログミラーと言いますが、デジタルインナーミラーとはどんな機能や特徴があるのか紹介します。
1. デジタルインナーミラーの基本機能
デジタルインナーミラーは、リアビューカメラからの映像をミラーに表示します。それにより、後方視界をクリアに表示する装置です。後部座席のヘッドレスト、荷物などが干渉されずに表示されます。
2. デジタルとアナログの違い
アナログのミラーに対して、デジタルミラーは高解像度で鮮明な映像を映し、後方の障害物や車両をより正確に把握することができます。
デジタルインナーミラーの機能と特徴/メリット

- 高解像度ディスプレイ
- 明るく鮮明な映像をミラーに映す為、夜間でも見やすい。
- 安全の確認がしやすい
- 車体後部にカメラを取り付ける為、後部座席のヘッドレストや荷物が視界を遮らない。
- 録画機能
- ドライブレコーダー機能も付き、万が一の事故に役立つ。
デジタルインナーミラーのデメリット
- 視界がデジタル映像に依存する
- カメラが正常に動作しない、レンズが汚れている際、視界が不鮮明になりうる。
- 故障リスク
- 電子機器のため、部品が故障しイレギュラーな修理が必要になる可能性がある。
- コストが高い
- 導入に高額な費用がかかる。故障時にも費用が発生する。
- ルームミラー越しに後部座席の人を確認ができない
- 子供が乗っていると顔が見えた方が安心できるでしょう。補助ミラーなどもある為、デジタルインナーミラーに追加するとより便利になります。また、デジタルインナーミラーはルームミラーに切り替える機能がついている製品もあります。
- 距離感に慣れが必要
- 視界が広くなることで、アナログミラーとの距離感と違い、慣れるまで判断がしにくい人もいます。慣れた道路を走行し距離感に慣れておくといいでしょう。
ジムニーにデジタルインナーミラーがおすすめな理由

前述のデジタルインナーミラーの特徴、メリットデメリットを踏まえて、
なぜジムニー・ジムニーシエラにデジタルインナーミラーがおすすめなのか説明します。
- キャンプやアウトドアでリアに荷物たくさんあっても視界がよくなる
- 後部座席に人が乗っている時にも視界が開けて見える
- 夜間や雨天時に視界が良い
- オフロードでも活躍する

アナログミラーよりもデジタルインナーミラーの方が視界は広くなり、安全性も向上すると言えます。
ジムニーは積載量が少ない為、後方が見えなくなるぐらい荷物を積むことも多々あるでしょう。
そんな時にデジタルインナーミラーがあれば、荷物に関係なく後部が映し出され、より安全に運転ができると言えます。
ジムニーにデジタルインナーミラーを取り付ける際のポイント
デジタルインナーミラーの取り付け方法として、2つの手段があります。
- 自分で取り付ける
- 手間はかかるが費用は本体代のみ
- 専門業者に依頼する
- 取り付け費用がかかる(取り付け費用:約15,000円〜25,000円)
自分で取り付けるには難易度が高いでしょう。後部に配線ケーブルを回さなければいかず、内張を外す箇所も増え、手間と時間がかかります。
部品の分解などで慣れている人はyoutubeなどに取り付けをしている人の動画もある為、それを参考にして取り付けるのもおすすめです。
カーディーラーや専門業者に依頼すると費用はかかりますが、時間と労力、信頼の観点からおすすめです。
しかし、自分で買ったデジタルインナーミラーを持ち込んでの依頼は店舗によって受け付けていない場所もある為、購入前に確認するといいでしょう。
取り付け工賃の相場は約15,000円〜25,000円となっています。
ジムニーにおすすめなデジタルインナーミラー

アルパイン(ALPINE)ジムニー/ジムニーシエラ専用
カーナビでも有名なアルパインさんのデジタルインナーミラーです。
車種専用設計で作成されており、起動すると車種専用のオープニングで気分が高まります。
ジムニー好きにはたまらない、かっこいい仕様になっています。
また、10型と12型の2種類のサイズ展開があります。
ジムニーにおすすめなデジタルインナーミラー
デジタルインナーミラーはジムニー乗りには必須なアイテムかもしれません。
リアの荷物によって視界不良が発生するため、安全面でも取り付けておいて損することはないでしょう。
取り付けの手間などもあるため、購入時に最初からつけたいとカーディーラーにお願いすると比較的、ラクに取り付けられると思います。
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