冬はチェーンがあればスタッドレスはいらない?2つの違いを解説!

利点と注意点

こんにちは、JimDaiです。

「雪でもタイヤチェーンがあればスタッドレスタイヤはいらないんじゃないか?」そんな疑問を思ったことはありませんか?

ここでは下記の内容を解説します。

  • チェーンがあればスタッドレスはいらないのか
  • なぜチェーンだけでは危険なのか
  • チェーンとスタッドレスの違い・使い方について
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チェーンがあればスタッドレスはいらないのか

結論

チェーンもスタッドレスも両方あったほうが良い(安心・安全)

積雪時にはスタッドレスタイヤでは対応しきれない路面があり、雪が降る地域に住んでいる人や降雪地に出かける人はチェーンとスタッドレスの両方をあらかじめ準備しておく必要があります。

ただし、上記2つを持っていれば絶対大丈夫かと言われれば、そんなことはありません。

冬の走行は急ブレーキや急ハンドル、車間距離をいつも以上に保つなど運転には細心の注意を払う必要があります。

なぜチェーンだけでは危険なのか

【チェーン➕ノーマルタイヤ】だけでは危険な理由を説明します。

タイヤチェーンのデメリット
  • 駆動輪にしか巻かないため、ブレーキが弱くなり制動距離が伸びる
    (止まること、曲がることが苦手)
  • チェーンがないところはタイヤ本来のグリップ力が大きく影響する

チェーン(はしご型チェーン)を巻いても路面にはタイヤのゴム部分にも接します。全体を覆うタイプでも駆動輪にしか巻かない為、駆動輪以外のタイヤがノーマルタイヤだとそのタイヤ本来の性能しか発揮しません。

よって、【チェーン➕ノーマルタイヤ】よりも【チェーン➕スタッドレスタイヤ】の方が安全です。

※JAFさんより雪道走行のタイヤ別、チェーン付きなどの動画が配信されています。

 ◆8分5秒から【チェーン➕ノーマルタイヤ】

 ◆8分55秒から【スタッドレスタイヤ】と【チェーン➕スタッドレスタイヤ】走行があります。

タイヤチェーンとスタッドレスタイヤの違い・使い分け

タイヤチェーンとスタッドレスタイヤの違い

路面がどういう状態の時にそれぞれを使用したり、それぞれの商品の特徴を説明します。

タイヤチェーンの特徴
  • フカフカの雪の上を走行するとき
  • 路面凍結(アイスバーン)のように路面がツルツルなとき
  • 駆動輪にしか巻かないため、ブレーキが弱くなり制動距離が伸びる
    • (止まること、曲がることが苦手)
  • チェーンがないところはタイヤ本来のグリップ力が大きく影響する
スタッドレスタイヤの特徴
  • 踏み固められた雪の上を走行するとき
  • 凍結した路面でもスリップしにくい
  • 雪道でもノーマルタイヤと比べて摩擦力がアップし、滑りにくい

※チェーンは走行には向いているが、止まったり、曲がったりするときにタイヤの性能が大きく影響します。

チェーンだけでは危険であり、スタッドレスタイヤとチェーン両方をつけることで雪道での走行は安定します。

どう使い分ければいいのか(付け替えるタイミングは?)

簡単に説明すると、冬になったらスタッドレスタイヤにして、雪が積もったらチェーンを付ける。

具体的にチェーンとスタッドレスタイヤはいつ付けるべきなのか説明します。

タイヤチェーンを付けるタイミング
  • 雪が降っているのをみた時
  • 地面が凍結しそうなとき

高速道路はではチェーン規制があり、それを基準としても良いです。しかし、一般道では走行車が少ない道は雪が残りやすく凍結もしやすいため、判断が難しいです。

個人的な意見ですが、周りの車がどうしているのかをチェックし決めるのも有効的です。公共のバスは安全第一なのでチェーンを巻き始めるのも早いです。

スタッドレスタイヤに交換するタイミング

気温でゴムの質が変化するため、スタッドレスの交換時期は気温で判断します。

スタッドレスタイヤは気温7℃以下で性能が発揮されるため、7℃以下を目安に交換を検討すると良いでしょう。

※雪が降ってからでは遅いです。

最後に

冬の雪道ではチェーンもスタッドレスも両方あると安心です。

【ノーマルタイヤ➕チェーン】だけでも乗り越えられる道もありますが、雪道や路面凍結では【スタッドレスタイヤ➕チェーン】が一番走行性のは高いです。

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