ジムニー、ジムニーシエラJB64/74のでは、後部座席を常に倒してラゲッジスペースを広くする人も多いのではないでしょうか。
しかし、久しぶりに「後ろの席を倒そうと思ったけど、やり方を忘れた…」という人も意外と多いですよね。
この記事では、ジムニーの後部座席の倒し方・リアシートの使い方・荷室を広くする方法をわかりやすく解説します。
※SUZUKI ジムニー 取扱説明書 [3-34,3-35(P118,119)に記載あり]
ジムニー後部座席(リアシート)の倒し方
ジムニー後部座席(リアシート)は簡単に倒すことができますが、フルフラットにするにはいくつかのポイントがあります。
ジムニー後部座席の倒し方を説明

今回はヘッドレストを取るところからご説明いたします。
※ヘッドレストはつけたままでも後部座席を倒せますが、後部座席と前席とのスペースを有効活用したい為、取るのがおすすめです。
また、フルフラットにする際はヘッドレストを取ることは必須です。
①後部座席のヘッドレストを外す

⑴ヘッドレストのロック解除ボタン(赤丸部分)を押す。
⑵ヘッドレストを上に引き抜く(左右両方)

取り外したヘッドレストは、助手席背面のポケットに収納可能です。(2つとも収納可)
また、星光産業などから「ヘッドレスト収納専用アイテム」も販売されています。
②シートベルトを外す
次に、シートベルトを外しておきます。


⑴赤丸の差し込み口に車の鍵を挿してロックを解除

⑵シートベルトを刺すところをしっかり座席に収納する

⑶外したベルトは青丸のマジックテープで固定
※補足:車の鍵の外し方はこちら


赤丸のつめを緑の矢印方向に引っ張り、その状態で金具を青矢印の方向へ引っ張ります。
すると、②の写真のようにスマートキーと鍵が分離できます。
この鍵を使用し、シートベルトのロックを解除します。
※非常時には鍵が必要になるので必ず取り方を覚えておきましょう!
シートベルトの取り外しは鍵以外でも可能で、専用ツールの販売もあります。
③シートを倒す
次に、シートの背面にある赤い紐を引き上げながら前に倒すだけです。

・左右両方に同じ紐があるため、両席を同様に操作します。
・紐をしっかり引かないと少し引っかかることがあるので注意が必要です。
背もたれは2段階のリクライニングが可能なので、紐を引きながら角度を調整できます。
戻すときは、逆の手順で簡単に元通りになります。
ジムニー後部座席を倒したあとの注意点
✅ シートベルトの付け忘れに注意
✅ 荷室が滑りやすく・傷つきやすい
シートを戻す際はシートベルトの付け忘れに注意

後部座席を戻す際、シートベルトと後部座席の接続を忘れると正しくシートベルトを装着できなくなることがあります。
必ず確認してから乗車するようにしましょう。
荷室が滑りやすく・傷つきやすい
後部座席を倒した状態では、ラゲッジ部分が滑りやすく、傷がつきやすいです。
荷物を積む際は、以下のようなラゲッジマットを敷くのがおすすめです。

ラゲッジマットがあれば滑りにくく、傷防止にもなって非常に便利です。

後部座席を倒した時の荷室の広さは?
ジムニー荷室の広さは?
ジムニー(JB64/74)の荷室は、後部座席を倒すことで一気に広くなります。
| 状態 | 奥行き | 荷室幅 |
|---|---|---|
| 後部座席を倒した場合 | 約980mm | 約1330mm |
| 4名乗車時 | 約240mm | 約1330mm |
この広さがあれば、キャンプ・旅行・釣りなど2人旅なら十分な積載量を確保できます。
また、助手席を倒すことで長尺物(スノーボードや釣り竿など)も積載可能です。
しかし、4人乗車した際には荷物を置くスペースはガクッと少なくなります。
後ろをさらに広く使うための工夫(収納アップ術)
「後部座席を倒してもまだ荷物が足りない!」という人に向けて、リアスペースを広く使う方法を2つ紹介します。
簡単な対策は2つあります。
- ルーフラック(ルーフキャリア)を取り付ける
- 天井に収納スペースを作る
ルーフラック(ルーフキャリア)を取り付ける
荷物を上に載せることで、後部スペースをまるまる使えます。
- キャンプ・アウトドアに最適
- 見た目もアウトドア仕様でスタイリッシュにカッコよくなる
- デメリット:ややコストがかかり、燃費に影響する可能性
車内の天井に収納スペースを作る

軽い荷物や上着などを収納できる便利アイテムです。
天井付近に収納スペースを作ることで、デッドスペースを有効活用できます。
※ルーフネットを上に取り付ける際は「ユーティリティーサイドバー」も必要です。
【まとめ】ジムニーの後部座席を倒して快適な空間を作ろう
後部座席の倒し方は慣れればとても簡単ですが、久しぶりに操作すると「どこを引っ張るんだっけ?」となりがちです。
最後にポイントをおさらいします。
- シートベルトとヘッドレストの外し忘れに注意
- 倒した後は荷室が滑りやすい → ラゲッジマットで保護
- 2人乗車がメインなら常に倒しておくと快適
- 荷物を多く載せたいならルーフラック・ルーフネットを活用
ジムニー・ジムニーシエラのリアシートを上手に活用して、あなたの「後ろの空間」をもっと広く快適に使いましょう!






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