ジムニーJB64、ジムニーシエラJB74に乗っていると運転席周りにスイッチがたくさんあります。
「スイッチを押すとどうなるの?」「何の機能のスイッチ?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、どのスイッチがどういう役割で、いつ押すためのものか説明します。
※ジムニーJB64のXCモデルをメインにご説明します。
- 運転席左側(エアコンパネル下)のスイッチにていて
- 運転席右側(エンジンスタート周辺)のスイッチについて
- どんな時に各スイッチは使用するのか
ジムニーJB64/74の運転席周辺スイッチ説明

運転席左側(エアコンパネル下)のスイッチ説明

ここでは運転席と助手席の間にある4つのスイッチを右から順番に説明します。
運転席パワーウィンドースイッチ

一番右側(画像赤枠)のスイッチは「運転席側のパワーウィンドースイッチ」です。
こちらはオート機能付きのため、一度強く押すと自動で開閉が可能です。
- 運転席側の窓の開閉をしたい時に使うスイッチ
(オート機能付きで強く押すと自動で開閉が可能)
ヒルディセントコントロールスイッチ

右から2番目のスイッチは「ヒルディセントコントロールスイッチ」です。
ヒルディセントコントロール機能をONにできるスイッチです。
- エンジンブレーキだけで減速しきれない、急な下り坂などで使用します。
ブレーキを自動制御することでジムニーの加速を抑え定速走行が可能になります。
(車速25km/h以下かつ勾配約7%以上の場合に作動します)
ESP OFFスイッチ

右から3番目のスイッチは「ESP OFF スイッチ」です。
ヒルホールドコントロールと呼ばれる機能で、ブレーキペダルからアクセルペダルの踏み替える瞬間、一時的にブレーキがかかる機能です。
- 坂道発進時に使用します。
ブレーキペダルからアクセルペダルへ切り替える瞬間に、一時的なブレーキが作動するため、車体が後退せずにスムーズな発進ができます。
助手席パワーウィンドースイッチ

助手席側にあるスイッチが「助手席のパワーウィンドースイッチ」です。
- 助手席側の窓の開閉をしたい時に使うスイッチ
(運転席と違いオート機能なし)
運転席右側(エンジンスタート周辺)のスイッチ説明

エンジンスイッチの上にある4つのスイッチを説明します。
ヘッドライトウォッシャースイッチ

一番右にあるスイッチは「ヘッドライトウォッシャースイッチ」です。
このスイッチを押すとヘッドライトにウォッシャー液が噴射されます。
(ジムニーJB64ではXCモデルのみに付いている機能です)
- ヘッドライトが汚れた時や曇ってしまった。雪の除去で活用できます。
アイドリングストップシステムOFFスイッチ

右から2番目のスイッチは「アイドリングストップシステムOFFスイッチ」です。
このスイッチはアイドリングストップをOFFにしてくれる機能です。
- アイドリングストップ時にはエアコンが送風になる点や信号待ちでの発進までのタイムラグが発生する点があります。
そのため、上記の点が気になる、ストレスを感じる人はOFFにするスイッチです。
車線逸脱警報OFFスイッチ

左上のスイッチは「車線逸脱警報OFFスイッチ」です。
このスイッチを長押しすると車線逸脱警告機能をOFFにします。
車線が外れて走行している際に警告音が鳴る機能です。安全な運転をサポートしてくれる機能なため、OFFにする必要はほとんどないでしょう。
- 工事していたり、路上駐車が多く、車線を出るしかない状況が続く時には警告音がうるさく感じることもあります。そんな時はOFFにしてもいいかもしれません。
デュアルセンサーブレーキサポートOFFスイッチ

左下のスイッチは「デュアルセンサーブレーキサポートOFFスイッチ」です。
長押しするとデュアルセンサーブレーキサポート機能をOFFにします。
前の車や前に歩行者がいた際に、衝突の恐れがあると警告音・ブレーキのサポート・自動ブレーキがかかる機能です。
事故を防いでくれる機能です。
◼︎車にぶつかりそうなとき:約50km/h 未満であれば回避の可能あり
◼︎歩行者にぶつかりそうなとき:約30km/h 未満であれば回避の可能あり
- 安全性の向上機能のため、誤作動が起きた際にOFFにすると良いでしょう。
最後に|ジムニーのスイッチを理解して快適&安全ドライブを
ジムニー(JB64/シエラJB74)の運転席周りには、パワーウィンドウや走行補助、安全装備など多くのスイッチが配置されています。
「何のスイッチだろう?」と迷っていた機能も、使い方を理解すれば 快適性や安全性を高める頼もしい装備 です。
特にヒルディセントコントロールやESP OFF、デュアルセンサーブレーキサポートなどはオフロード走行や日常運転で活躍する機能です。
使いどころを知っておくことで、ジムニーの走破性と安心感をより引き出せます。
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