ジムニー、シエラ、ノマド購入時にマッドフラップ(泥除け)は必要なのか?
と思ったことはありませんか?そんな疑問を持つジムニーユーザーは少なくありません。
特にオフロードや雪道・雨天時の走行では、タイヤから跳ね上がる泥や小石が車体や後続車にダメージを与えることも。
マッドフラップは、見た目のカスタムだけでなく実用面でも大きな役割を果たします。
- ジムニーにマッドフラップ(泥除け)が必要な理由
- どんなマッドフラップがあるのか紹介
- マッドフラップの選び方

ジムニーにマッドフラップ(泥除け)が必要な理由

どんなジムニー乗りにマッドフラップは必要?
ジムニーでこんな乗り方をしていませんか?
- 休日は林道やキャンプ場に向かうアウトドア派
- 雨の日も雪の日もジムニーを毎日使う通勤ドライバー
- 泥道や砂利道、ぬかるんだ道をよく走るオフロード好き
- 洗車の手間をできるだけ減らしたい人
- ジムニーをかっこいいデザインにしたい人
もし1つでも当てはまるなら、マッドフラップ(泥除け)を取り付ける価値があります。
次になぜ、上記の人たちはマッドフラップの必要性を感じるのかをお伝えします。
マッドフラップの機能、メリットとは
- ボディや下回りの汚れを防ぐ
- 車の下回りのサビや傷を防止
- 後続車や歩行者への飛び跳ね防止
- カスタム性が高く、見た目も引き締まる
ボディや下回りの汚れを防ぐ
ジムニーは車高が高く溝が深めのタイヤを履いている為、車体への泥跳ねがかなり発生します。
ジムニーのような悪路走行に強い車は、タイヤが巻き上げる汚れも桁違いです。
マッドフラップを装着していれば、ドア周りやフェンダー、足回りへの泥はねを大幅に軽減できます。
車の下回りのサビや傷を防止
オフロードだけでななく、舗装路でも水溜りや小石などが跳ね上がる可能性もあるため、車体を守る役割も担います。
跳ね上がる小石や泥は、サスペンションやマフラーといった下回りの部品に直接ダメージを与える原因になります。
マッドフラップは、これらのダメージを防ぐことで、愛車を長持ちさせるサポートにもなります。
後続車や歩行者への飛び跳ね防止
泥水や小石が後ろに飛ぶと、後続車のフロントガラスや歩行者を汚す恐れもあります。
マッドフラップがあれば、そうした迷惑行為を事前に防げるマナーアイテムとしても活躍します。
カスタム性が高く、見た目も引き締まる
機能性だけでなく、見た目の印象が引き締まるのもマッドフラップの魅力です。
アウトドア感やオフロード感がアップするので、ジムニーらしいカスタムを楽しみたい方にも人気のパーツです。
マッドフラップのデメリットについて
マッドフラップは汚れや傷から守り、カッコよくなるだけでなく、デメリットがあります。
- 空気抵抗が増し、燃費が悪くなる
- 故障が増える原因にもなりえる
空気抵抗が増し、燃費が悪くなる
マッドフラップの装着は燃費が悪くなる原因になります。
原因は泥除けにより空気抵抗が増しスピードを出す際に必要以上のガソリンが必要になるからです。
標準装備でもいいかとお思いがちですが、近年では排気ガスの規制が世界的に厳しくあるため、オプションパーツとなっています。
故障が増える原因にもなりえる
なぜ故障につながるのかというと、
マッドフラップによって車体とタイヤの間に石や砂利が跳ね上がり、長く留まると錆などを発生させる原因となるからです。
その為、マッドフラップをつけてもこまめなメンテナンスは必須です。
また、マッドフラップを取り付けると地面と車体(マッドフラップ)の距離が短くなる為、縁石などに接触しやすくなり、他の部品の破損につながる恐れがあります。
ジムニーにはどんなマッドフラップがあるのか紹介
タイヤのフロント側とリヤ側で別売りのものも多いため、購入時は注意が必要です。
オフロードを走ることが多いと、マッドフラップにひび割れや破損することもあります。
メーカーのロゴが入ったものや無骨にカッコよくなる商品など、ここでは4つ紹介します。
スズキ純正 マッドフラップ
スズキ純正のカタログでは2色【レッド(jimnyロゴ)・ブラック(SUZUKIロゴ)】で販売があります。
個人的にはブラックの【Jimnyロゴ入り】があると良かったなと思いました。
新車を購入する際はマッドフラップを同時に購入すると取り付けまでしてくれるので必要な人は最初に取り付けてもらうことをおすすめします。
※取り付け費用は車購入代とは別途かかります。
MONSTER SPORT マッドフラップ
ジムニーの商品を多く取り扱うMONSTER SPORTさんからも出品があります。
こちらも色は2色(レッド、ブラック)展開でリア側に『monster SPORT』のマークがあります。
タイヤのサイズアップやリフトアップを想定した設計のため、マッドフラップが長め(20mmアップ程度)に作られているのが特徴です。
JAOS ジャオス マッドガード
こちらも同じくレッドとブラックの2色展開です。
PPベルトとフラップ下端に配されたジェットホールで巻き上げや巻き込みを軽減する役割を担ってくれます。
こちらもジムニーが無骨になって、かっこよく仕上がります。
CHIKU マッドフラップ
先程紹介した、純正品とデザインがかなり似ています。
しかし、左右のリヤ側にJimnyのロゴ入っていてカッコいいデザインです。(色:ブラック、レッド)
お値段もリヤ2つ・フロント2つの合計4つ販売で純正よりも安く、お財布に優しいです。
マッドフラップの選び方|失敗しないための3つのポイント
ジムニーにマッドフラップを取り付けるなら、見た目だけでなく機能性や適合性にも注目したいところ。
ここでは選ぶ際にチェックしておきたい3つのポイントをご紹介します。
1. 素材で選ぶ|耐久性と柔軟性のバランスがカギ
マッドフラップは、主に以下のような素材で作られています。
- ラバー(ゴム製):柔らかく、障害物に当たっても割れにくい。冬場の凍結にも強い。
- プラスチック・樹脂系:しっかりした厚みがあり、見た目がきれいに整う。カラーのバリエーションが豊富。
- 高分子樹脂(ポリウレタンなど):軽量かつ耐久性が高く、変形しにくい。
オフロード走行や雪道メインなら、ラバー系素材がおすすめ。
デザイン性やカスタム重視なら、カラーが選べる樹脂系がぴったりです。
2. 取り付け方法で選ぶ|DIYか業者取付か?
マッドフラップには、以下の2種類の取り付け方法があります。
- ボルトオン(穴あけ不要)タイプ:純正穴や既存のネジを使って装着でき、DIYにも最適。
- 汎用タイプ(加工が必要):サイズ調整や穴あけが必要。細かくカスタムしたい方向け。
初心者や初めての取付なら、ジムニー専用設計のボルトオンタイプを選ぶと安心です。
時間や工具に自信がある方は、汎用タイプで細かく調整するのもアリ。
3. デザイン・カラーで選ぶ|ジムニーの個性を引き立てる
マッドフラップは、機能性だけでなく見た目も重要なカスタムポイント。
以下のような選び方もおすすめです。
- ボディカラーに合わせたコーディネート
- アウトドア感・ワイルド感を演出したいなら黒・赤系
- 控えめでシンプルにしたいならグレー・マット調
特にジムニーは四角いシルエットなので、マッドフラップの色味や形状で印象が大きく変わるのもポイントです。
まとめ|ジムニーにマッドフラップは“必要なカスタム”
ジムニーやジムニーシエラ、ノマドでオフロード・アウトドア・日常の悪路を走る機会があるなら、マッドフラップは必要不可欠な装備です。
マッドフラップを装着することで、
- 泥・砂利・小石の跳ね上げを防ぎ、車体の劣化やキズを防止
- 後続車や歩行者への飛びはねを防ぐ、マナーあるドライビング
- カスタムとしての見た目も◎。ジムニーの個性が引き立つ
もちろん、空気抵抗による燃費の低下や、メンテナンスの手間といったデメリットもありますが、使い方に合わせて素材や形状を選べば、快適で安心なカーライフが実現できるでしょう。
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