【ジムニーJB64/JB74対応】バックドアを途中で止められる便利アイテム4選!リアゲート全開を防ごう

ジムニー情報

ジムニーJB64/JB74(シエラ含む)のバックドアが勢いよく全開になって困った経験はしませんか?

  • 狭い駐車場でドアパンチが心配
  • 荷物の積み下ろし中にリアゲートが勝手に全開になる
  • 傾斜地ではドアの開閉が不安定

こんな悩みを解決してくれるのが「バックドアダンパー交換」です。

この記事では、勢いよく開くバックドア(リアゲート)を改善する商品を4つ紹介します。

バックドアダンパーを交換して開閉角度を自由にできるアイテムや開く角度を固定するアイテムなど、狭いスペースに駐車した時などとても重宝します。

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純正ジムニーのバックドアが勝手に全開になる理由とは?

ジムニー(JB64/JB74)のバックドアは、ガスダンパー式と呼ばれる仕組みを採用しています。これは、ドアを開けた際に内蔵されたガスの圧力(ガススプリング)でドアを支える構造です。

バックドアが勝手に全開になる3つの理由

バックドアが勝手に全開になる3つの大きな理由
  • 【理由①】ガスダンパーの特性:全開まで補助するのが前提
  • 【理由②】車体設計と重いリアドアが合わさり、勢いがつきやすい
  • 【理由③】傾斜や風の影響で勢いが増す

【理由①】ガスダンパーの特性:全開まで補助するのが前提

ジムニー純正のバックドアダンパーは、一度開け始めると自動的に全開まで補助する仕様になっているのです。

つまり、開閉途中で保持する設計ではなく、ドアを開ける動作に反応して、ガス圧の力で最後まで押し上げるようにできています。

この仕組みは、ユーザーの力を使わずに開けやすくするという利点がある反面、途中でドアを止めることができないという制約もあります。

【理由②】車体設計と重いリアドアが合わさり、勢いがつきやすい

ジムニーはスペアタイヤがリアドアに装着されているため、バックドアの重量が一般的な軽自動車やSUVよりも重いです。

この重さにガスダンパーの反発力が加わることで、ドアを開けた瞬間に強い勢いがつき、「バンッ」と全開になることが多々あります。

【理由③】傾斜や風の影響で勢いが増す

駐車場所が斜面だったり、風が強い場所だと、ドアの開閉にさらなる勢いがついてしまうこともあります。

特に、車体の後方が下がっている状態(下り坂)でトランクを開けると、重力とガス圧の両方の力がかかり、ドアが思わぬスピードで開く原因となります。

対策方法:バックドアダンパーを交換する

リアゲートに装着されている純正ダンパーを、途中で止まるタイプに交換することで、ドアの開き方をコントロールできるようになります。DIYでも交換可能な商品もあり、比較的手軽に導入できます。

ジムニーのバックドアを途中で止めるバックドアダンパーとは

こうした「制御不能な全開」を防ぐには、写真の赤丸部分のダンパーを開閉途中でドアを好きな角度で止められるタイプのダンパーに交換するのが有効です。

市販されているカスタム用バックドアダンパーには、以下のような機能があります。

バックドアダンパーの機能
  • 任意の位置で保持できる「フリーストップ機能」
  • あらかじめ決まった角度で止まる「ツーストップ機能」
  • ガス圧が調整された仕様で、ゆっくり静かに開閉できるモデルもあり

SUZUKI純正品のダンパーは途中で止まる仕様にはなっていないため、ドアが全開まで開き、不便となっているでしょう。

この記事で紹介するメーカーから出されている商品であれば、ダンパーが途中で止まる機能がついています。

ジムニーのバックドアを途中で止めるメリットとは?

3ドアのジムニーは荷物を積む際は、自然とバックドアを開ける頻度が多いでしょう。

では、バックドアを途中で止められること、好きな角度で止められることがなぜメリットなのか。

メリット
  • 狭い駐車場でも安心してドアを開けられる
  • ドアパンチのリスク軽減(自分も他人も傷つけない)
  • 積み下ろし作業時の安全性向上
  • 車内へのアクセスがスムーズに

ジムニーを乗り始めて気づきますが、純正のままだとバックドアを完全に開かないように手で支えるシチュエーションが意外とあるんです。

買い物などの駐車時には後ろに下がりすぎずに、ある程度の距離を保って駐車が基本になります。

出典:楽天市場

画像より約115cmまでバックドアは開きます。

純正ダンパーでは毎回「全開 or 閉じる」しか選べませんが、交換すれば「好きな位置」でドアを保持できるので、使い勝手が格段にアップします。

傾斜に駐車した際はトランクが下がっているとドアの重さでダンパーの効果が発揮できない場合もあります。

ジムニーにおすすめのドアオープナー4選(バックドアの部品)

ネオプロト フリーストップドアオープナー JB64/74 NP80170

出典:楽天市場

こちらはネオプロト(NEOPLO)さんの商品で、どこでも好きな位置でバックドアを止められるフリーストップドアオープナーです。

買い物時に駐車スペースに寄って、開閉の位置を決められるため、ドアパンチの不安もなくなるでしょう。

※バックドアを開けて20cm程度のところまでは、止めることができません。

フリーストップでどこでも好きな位置で止められる!

ネオプロト ツーストップドアオープナー JB64/74 NP81171

出典:楽天市場

こちらもネオプロト(NEOPLO)さんの商品で、ツーストップドアオープナーです。

バックドアが全開になる前に段階的にドアが2回(約50cm,80cm)止まります。

そして最後に約115cmで止まり、合計3回止まります。

運転席のドアを想像するとわかりやすいかもしれません。

段階的に3回止められる(約50cm,80cm,115cm)

【注意点】

段階的に開閉する機構のため、1回目で止まるところで毎回止めなければなりません。

勢いよく開けるとダンパーのガス圧が抜けず、反動でドアが勢いよく跳ね返って閉まる危険性があります。

Jeyaic RV フリーストップドアオープナー バックドアダンパー

最初に紹介するのはJeyaicさんのフリーストップドアオープナーです。

バックドアの開閉動作を好きな位置で止められる商品です。

開けたい分だけ開けられるため、ドアパンチも防いでくれます。

フリーストップでどこでも好きな位置で止められる!

Jeyaic JB64/74 ツーストップバックドアダンパー バックドアバランサー 

こちらも50cm,80cmで止まるように設計され、全開で115cmで止まります。

ツーストップ、ドアが全開になるまでの間で2回止まる安価な商品です。

手に取りやすい価格なので、費用を抑えたい人におすすめです。

段階的に3回止められる(約50cm,80cm,115cm)

ダンパー交換はDIY、自分で交換できる?

工具はマイナスドライバー1本あればOKです。

ほとんどの商品が「工具不要」または「簡単な工具で交換可能」です。製品には説明書が付属しており、YouTubeなどでも取り付け動画が公開されています。

自分での作業に不安がある場合は、近くの整備工場やカー用品店で取り付けを依頼するのもOK。

加工が不要な商品が多いので、取り付け費用も比較的安く済みます。

また、YouTubeにて取付方法とレビューを紹介している動画がありました。

しかし、これでも不安な方は行きつけの車屋さんに持って行きましょう。

まとめ|バックドアの自由な開閉でジムニーがもっと快適に!

ジムニーのバックドアダンパーを交換することで、以下のようなメリットが得られます。

バックドアダンパーを交換するメリット
  • 狭い駐車場でも安心してドアを開けられる
  • ドアパンチのリスク軽減(自分も他人も傷つけない)
  • 積み下ろし作業時の安全性向上
  • 車内へのアクセスがスムーズに

小さなカスタムですが、日々の使い勝手が大きく変わります。

安全性や利便性を重視する方は、ぜひ導入を検討してみてください。

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