ジムニーやジムニーシエラ(JB64/JB74)に“小さな子どもと乗るのは無理?”と悩んでいませんか。
実際、3ドアでチャイルドシートやベビーカーの問題もあり、子育て向けとは言いにくいでしょう。
でも、コンパクトボディの小回り・安定したリセール・オフロード性能は、逆に育児ライフを楽しく、自由にしてくれる魅力もあります。
ジムニー、ジムニーシエラの購入を検討している人へ、子育てに向いている車なのか説明します。

ジムニー/ジムニーシエラは子育てに向いているのか
【結論】ジムニー/ジムニーシエラは子育てに向いているのか
ジムニーは子育てには向いていない
実際、もっと子育てに便利な車はたくさんあります。
例えば、スライドドアがついていたり、4ドアになっていたり………。
デメリットが多く不便に感じるでしょう。しかし、それを理解した上での購入ならありです。
また、サイズが大きくなってもいいのなら、2025年に販売が開始されたジムニーノマドも検討すると良いでしょう。
しかし、それでもデザインとサイズ感が好きな人も多くいるでしょう。下記に逆にメリットはどんなことがあるのか紹介します。
ジムニーで子育てのメリットと意外な魅力、活用法
子育て、小さい子供がいてもジムニー、ジムニーシエラのメリットをお伝えします。
考え方次第では、ジムニーにも良さがあります。
- 小回りが効くから送迎や買い物が楽
- 悪路や雪道でも安心して走れる
- 子どもと一緒に楽しめる趣味の幅が広がる
- 維持費やリセールバリューの安心感
小回りが効くから送迎や買い物が楽
- 狭い住宅街や保育園の送迎エリアでも取り回しがしやすい
- 車幅がコンパクトなので駐車もラク
- ジムニーJB64は軽自動車専用駐車場も使用が可能
悪路や雪道でも安心して走れる
- 通園・通学ルートが坂道や雪道でも心強い
- 家族でアウトドアやキャンプに行くときに頼れる走破性
- 災害時の移動手段としても安心感がある
子どもと一緒に楽しめる趣味の幅が広がる
- 車中泊やキャンプで「冒険体験」を共有できる
- ジムニーならではのカスタム(ルーフラックや収納グッズ)で子育て仕様にできる
- 子どもが「ジムニーに乗ってる!」と喜ぶワクワク感
維持費やリセールバリューの安心感
- 軽自動車なので税金や保険料が安め
- 燃費は普通でも、中古市場で高く売れるので結果的に経済的
- 子育てで車を買い替えるときもリセールが強い
ジムニーが子育てで不便な点(デメリット)と解決策

ジムニーが子育てで不便な点(デメリット)と改善策
- 後部座席に載せるチャイルドシートへの乗り降りが大変
- 2ドアで後部座席に乗せるには助手席を前に移動させる行為が必要で手間がかかります。
- トランクのスペースが狭くて荷物が載らない
- 元々ジムニーは荷室が狭いです。
- ベビーカーがジムニーに入らない場合もある
- ベビーカーの大きさによるが入らない可能性もあり、大きさの確認が必要です。
大きく3つの不便な点があり、ジムニー以外の車種を選択すればこのデメリットは改善できるでしょう。
しかし、それでもジムニーに乗りたい人もいるはずです。次にデメリットに対する改善策を紹介します。
後部座席に載せるチャイルドシートへの乗り降りの改善策は?
これは3ドアの車で赤ちゃんを乗せるのは回避ができない難点でしょう。
前の座席を倒して手前まで動かす。そのあと赤ちゃんを乗せる。
大変ですが、この内容だけはジムニー購入前に理解して決めるのが良いでしょう。
助手席にチャイルドシートを乗せることもできますが、推奨されていません。
助手席にチャイルドシートを取り付けるのは万が一の事故が発生した際、エアバックが作動した時にチャイルドシートだと怪我のリスクが発生します。
よって、チャイルドシートの装着は後部座席が推奨されています。
トランクのスペースが狭くて荷物が載らない改善策は?

後部座席の片側を倒して、片側はチャイルドシートを乗せる手段です。
片側を倒して使わないと、ベビーカーはほぼ入らないでしょう。
また、車内の上側にネットを取り付けて収納力UPさせたり、ルーフキャリアを付けて車の上にBOXなどを取り付けて収納力を増やすことで解決できます。
ベビーカーがジムニーに入らない場合もある改善策は?(ベビーカーの大きさによる)

荷室の広さは後部座席を倒せば使用できますが、倒さないとベビーカーなど、ほとんど乗りません。
片側を倒して使用すれば床の長さが980mmとれます。
ただし、子供と並んで乗車できないという別のデメリットが発生します。
ジムニーはファミリーカーになる?
子育てには向いていないとお話してきましたが、ファミリーカーとしてはどうなのでしょうか。
ジムニーはセカンドカーとしてなら「あり」
セカンドカーとしてなら「あり」です。
場所によっては一家に1台の車ではなく、一家に2台必要な人もいるでしょう。
その場合に2台目は軽自動車の方がコストが安いので、自分が乗りたい、楽しみたい、ジムニーにするのもおすすめです。
家族全員で出かける際は大きめの車。子供と二人で出かける時や、一人でアウトドアをしたい時にはジムニー。
子供が大きくなれば、楽しいドライブはジムニーかもしれません。
ジムニーをファミリーカーにする時のポイント
2人でなら問題ありませんが、子供も大きくなって4人で出かけるとなると荷物も増えて大変でしょう。
ルーフキャリアの取り付けが必須です。
まとめ|ジムニーは子育てカーになる?賢い選択は?
ジムニーは子育てには向いていない
子育てをメインで考えるなら、他の車種がおすすめです。
しかし、ジムニーのデザインや走行性能、カスタムを楽しめるなど、ジムニーならではの良さがあります。そのため、子育てのデメリットを理解した上での購入がいいでしょう。
そして、ジムニーのデメリットも様々なカスタムで補うことも可能です。
気になる人は、まず試乗でジムニーの体験をしてからの検討が良いでしょう。
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