ジムニーにスタッドレスは必要|7℃の壁・凍結路・4WDの限界を解説【JB64/74】

ジムニー情報

スタッドレスタイヤ、必要?それとも不要?そんな疑問、ジムニーユーザーなら一度は考えていませんか?

軽くてパワーあるジムニーJB64/74は四駆だから雪道に強い印象ですが、本当にノーマルタイヤだけで安心なのでしょうか?

この記事では、ジムニーにスタッドレスタイヤは必要なのか?そんな疑問を解説します。

この記事でわかること
  • スタッドレスの必要性はどこまでが本当か
  • 冬でもジムニーを安全に走らせるための選択肢
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ジムニーにスタッドレスはいらない?

結論|スタッドレスは必要

スタッドレスタイヤ
結論

スタッドレスは必要‼︎

ジムニーは四駆のため、必要ないと思っている人もいるかもしれません。

ジムニーでなくても、真冬の朝に路面が凍結していてヒヤッとした経験はありませんか?路面凍結では四駆でも対処できない場合があります。

また、「雪道を走行しないから必要ない」と思っている人も夏用タイヤ、スタッドレス、チェーンの違いを確認してみましょう。

なぜジムニーにスタッドレスは必要なのか

スタッドレスタイヤの特徴、役割

夏のタイヤとスタッドレス(冬のタイヤ)では「ゴム質」が違います。

ゴムの性質上で気温が低下するとゴムが硬くなり、地面との摩擦力が低下し滑りやすくなる。

スタッドレスの特徴

スタッドレスタイヤのゴムは、過酷な冬道でも性能を発揮する必要があるため、低温域でもしなやかさを保つことができる性質を持っています。
さらに、滑りの原因となる氷上の水膜を除去するための工夫が施されています。

引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/studless/faq/
スタッドレスの役割

低温の地域でも滑りにくくなる → スリップ事故の軽減

雪道でなくても、路面が凍結する可能性がある地域はスタッドレスタイヤを履くのがおすすめ!

※路面凍結:気温3℃以下で路面凍結の可能性が高くなる

スタッドレスタイヤの基礎知識Q&A|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式

冬用タイヤ(スタッドレス)・夏用タイヤ・オールシーズンタイヤの特徴を比較

冬用タイヤ ・ 夏用タイヤ
タイヤの種類特徴
夏用タイヤ
(ノーマルタイヤ)
👍7℃を超える気温でベストな走行性能を保つ
👍国内販売される新車に標準装備されているタイヤ
❌雪道や凍結した道ではスリップする可能性がある
冬用タイヤ
(スタッドレス)
👍雪道や凍結した道でもスリップがしにくい
👍スタッドレスには低温に強いゴムが使われ、硬化しにくい
❌スタッドレスを購入費用、保管場所、毎年タイヤ交換が必要
オールシーズンタイヤ👍軽微な雪道で走行可能
👍取り外し、取り付け費用が発生しない
👍夏用、冬用タイヤを2セット購入するよりも安価
❌凍結路は走行できない
チェーン👍フカフカの雪の上やアイスバーンになったツルツルの道路
👍車に積んでおき、緊急時に使用できる
❌スタッドレス購入よりは断然安いが購入費用が発生
❌自分で付けたり、外したりがめんどくさい
タイヤの特徴リスト

★スタッドレス:気温が7℃以下の場所によく行く人、雪道をよく走る人には必須

★オールシーズンタイヤ:凍結した路面を走らないが、たまに軽微な雪道に行く人におすすめ

チェーンに関しては注意点があります。

◆標準装備のタイヤの大きさ:     16インチ (175/80R16 91S)

チェーンの大きさはタイヤによって違うため、購入時は注意が必要です。

スタッドレスタイヤが必要な時期ではなく、気温で判断しよう

気温でゴムの質が変化するため、スタッドレスが必要な時期も気温で判断しよう!

タイヤ種類交換目安/気温
夏用タイヤ7℃以上
スタッドレス(冬用タイヤ)7℃以下
タイヤ性能・気温別

7℃を目安にして冬用タイヤにするのか、夏用タイヤにするのか判断しましょう。

ですから、交換時期は雪が降ってからでは遅い

まとめ|ジムニーにスタッドレスは必要

スタッドレスタイヤは「雪道で必要かどうか」だけでなく、気温や走行環境を見極めて選ぶものです。

気温でゴムの質が変化するため、スタッドレスが必要な時期も気温で判断しよう!

ジムニーJB64/74の軽快な四駆性能は頼もしいですが、交換の手間や保管場所、購入費用などデメリットもあります。しかし、安全に走行するために必要なタイヤです。

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