ジムニーに乗っていて、「音がもう少し良くならないかな」と感じたことはありませんか?
ジムニーは走破性やデザインに優れる一方で、純正スピーカーの音質がやや物足りないという声も多く聞かれます。
初めてのカスタムにもおすすめの内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

ジムニーのスピーカー交換で得られるメリット

ここでは「スピーカーを交換するメリット」と「なぜジムニーの音が悪いのか」を説明します。
ジムニーのスピーカーを交換するメリット
スピーカーを交換する一番のメリットは「音質が劇的に良くなる」ことです。
ジムニーの純正スピーカーは13cmと小型で、コストや軽量化の影響もあり、音の厚みが不足しがちです。スピーカーを交換することで、次のような効果を感じられます。
- 🎵 高音がクリアに聞こえる
- 🎵 低音がしっかり響くようになる
- 🎵 ボーカルが前に出て臨場感が増す
- 🎵 音量を上げなくても聴き取りやすくなる
純正スピーカーを変えるだけでも変化はありますが、他にもスピーカーの数を増やして、音の幅を広げることもできます。
例えば、正面にもスピーカーを置くと、よりクリアで臨場感溢れる音を演出し、サブウーファーを取り付けて、重低音を追加し迫力をUPさせるカスタムもあります。
カスタムの中でも比較的手軽に始められるジャンルなので、ジムニーカスタムの第一歩としても人気です。
なぜジムニーの音は悪いと感じるのか?
そもそもジムニー(JB64/JB74)はなぜ音質が悪く感じるのでしょうか?
その理由は大きく2つあります。
- スピーカーサイズが小さい(13cm)
- ロードノイズ(走行中の音)が大きい
ジムニーの純正スピーカーサイズが小さい(13cm)
純正スピーカーは13cmと小さめで、音の広がりが出にくい構造です。
また、コストや軽量化を優先しているため、スピーカー内部の振動板やマグネットも簡素なものが多く、音の深みや立体感に欠けます。
振動板やマグネットはスピーカーの部品の中でも重要であり、振動板で音の伝わりかたに差がでて、マグネットは大きくなればとてもパワフルなサウンドになります。
ロードノイズが大きい
ロードノイズは走行中の車と路面から発生する摩擦音のことで、その音が振動によって車内に響いています。
ジムニーはオフロード向けの車であるため、タイヤやボディ構造上どうしてもロードノイズ(走行中の振動音や風切り音)が大きくなります。
特に高速道路や雨の中での走行時はロードノイズが車内に響くことで、音楽がこもって聞こえやすくなります。
音質を改善するなら「デッドニング」も効果的!
音を良くしたいなら、スピーカー交換とあわせてデッドニングも検討しましょう。
デッドニングとは、ドアの内側などに「制振材」「吸音材」「遮音材」を貼り、車体の振動やノイズを減らす方法です。
- ロードノイズが減り、車内が静かになる
- スピーカーの音がこもらず、クリアに聞こえる
- 小さな音でも臨場感が出る
DIYでできるデッドニングキットも多く、カロッツェリアの専用キットなら説明書付きで初心者でも安心です。

ジムニーのおすすめスピーカーは?どんな種類・手段があるのか!
純正ジムニーのカタログにはスピーカーをグレードアップするオプションもあります。
ここでは3つの手段をお伝えします。
※どれも自分で取り付け可能です。
純正スピーカーグレードアップ

これからジムニーを注文する人にとって一番簡単にグレードアップできるスピーカーです。
パイオニアの13cmのスピーカーであり、純正品のアクセサリーカタログについているため、購入時にディーラーにお願いすると一番ラクになるでしょう。
カロッツェリア(Pioneer)16cmコアキシャル2ウェイスピーカー
スピーカーの大きさが16cmの2ウェイスピーカーです。
(スタンダードモデルとエントリーモデルの2種類あります)
スピーカーの大きさが小さいと音の幅が狭く臨場感が出しにくいので、純正の13cmよりもおおきな16cmは十分なモデルといえます。
スピーカーのサイズが大きくなると取り付け枠の購入も必要になります。
【スタンダードモデル】【セット売り】
Amazonではセット売りがありましたが、楽天、Yahooからはセット売りがありませんでした。
(2023年12月現在)
【スタンダードモデル】【バラ売り】
カロッツェリア(Pioneer)16cmセパレート2ウェイスピーカー

セパレートタイプが一番音質の向上が見込めます。
音が足元からだけでなくフロントからも出るようになるので、臨場感がさらにUPします。
【取り付けキット付き】
また、サブウーファーを追加すると重低音が増し、より大きな臨場感を味わえます。
低音用のスピーカーです。フロントスピーカーだけでは補えない重低音を出してくれます。
スピーカーをフロントの足元とフロント付近、左右で合計4つ+サブウーファーで5つのスピーカーから音を出せるため、臨場感が強くなります。
ジムニーの純正リアスピーカーはいらないのか?
結論から言うと、ほとんどのジムニー乗りには不要です。
理由はシンプルで、
- ジムニーは運転席中心の空間設計
- 後部座席に人を乗せる頻度が少ない
- フロントスピーカーを強化した方が効果が大きい
からです。
後部座席の人に音を届けたいケース(家族での長距離旅行など)を除けば、リアよりもフロントをアップグレードした方がコスパも満足度も高いでしょう。
【まとめ】ジムニーの音質アップは「フロント+デッドニング」で決まり!
ジムニーのスピーカーを交換するなら、まずはフロントスピーカーの強化とデッドニングから始めましょう。
| 目的 | おすすめ構成 |
|---|---|
| 手軽に音質UPしたい | 純正スピーカーグレードアップ |
| コスパ重視 | カロッツェリア 16cm コアキシャル |
| 音質重視 | カロッツェリア 16cm セパレート+デッドニング |
| 低音重視 | +サブウーファー追加 |
純正のジムニーでも、スピーカーを少し変えるだけで驚くほど音質が向上します。
お気に入りの音楽を、ジムニーの車内で心地よく楽しみましょう。
【取り付けキット付き】
【サブウーファー】






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