ジムニーJB64の5型が11月4日から発売されました。
「4型から5型で何が変わったの?」と思っていませんか?
見た目はほとんど変わらないですが、中身が大きくアップデートされています。
特に安全性能ではかなり進化を遂げています。
ジムニーJB64「1型〜5型」とは?年式と位置付け

ジムニーJB64は「フルモデルシェンジなしで熟成」してきた車であり、2018年のフルモデルチェンジ(JB64/シエラJB74)以降、基本設計を変えずに改良を重ねてきたモデルです。
いわゆる
「見た目が変わるマイナーチェンジ」や
「エンジン刷新を伴うフルモデルチェンジ」ではなく、
✔ 法規対応
✔ 安全装備の調整
✔ 表示・制御系のアップデート
を中心に、型(1型〜5型)で段階的に改良されています。
ジムニーJB64「1型〜5型」年式・特徴 比較表
いつジムニーの年式が変わったのか紹介します。
| 型 | 年式(製造年目安) | 主な特徴(大きな変更点) |
|---|---|---|
| 1型 | 2018年7月5日〜 | ・JB64初期モデル ・安全装備は最低限(警告表示が少ない) ・アイドリングストップなし、操作感がシンプル など |
| 2型 | 2021年10月20日〜 | ・オートライトシステムを全車標準搭載 ・4速AT車にアイドリングストップを追加 ・スペアタイヤロアカバー追加 ・初期トラブルの対策が進む など |
| 3型 | 2022年7月20日〜 | ・5速MT車にアイドリングストップ追加 ・スズキセーフティサポートを全車標準搭載 ・バンパー形状変更 ・ボンネットインシュレーターが標準装備 など |
| 4型 | 2024年4月11日〜 | ・リヤパーキングセンサーを全車に搭載 ・インパネスイッチのレイアウト変更 ・全グレードで価格改定(+9.9万円) など |
| 5型 | 2025年11月4日〜 | ・アダプティブクルーズコントロール(ACC) ・バック急発進防止機能 ・燃料計がアナログメーターに変更 ・ルームランプのLED化 など |
ジムニー4型→5型の変更点・違い【比較表まとめ】
ジムニーJB64 価格比較|4型 vs 5型(まとめ表)
4型から5型によって安全性能が向上、仕様変更に伴う全体的な値上げとなっています。
※以下の価格はメーカー希望小売価格(税込)
| グレード | 変速機 | 4型(旧価格) | 5型(新価格) | 価格差 |
|---|---|---|---|---|
| XG | 5MT 4AT | 1,654,400円 1,753,400円 | 1,918,400円 | +165,000円〜 264,000円 |
| XL | 5MT 4AT | 1,780,900円 1,879,900円 | 2,046,000円 | +166,100円〜 265,100円 |
| XC | 5MT 4AT | 1,903,000円 2,002,000円 | 2,160,400円 | +158,400円〜 257,400円 |
https://www.suzuki.co.jp/release/a/2024/0219/
一部仕様変更まとめ
5型から追加されて項目を紹介します。
- 全車に「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用
- 車線逸脱抑制機能を標準装備
- 全車にフロントパーキングセンサーを採用
- 全車にアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付(4AT車)]を装備
- 後方誤発進抑制機能を装備(4AT車)
- ルームランプのLED化(XC/XLグレード)
- メーターの中央ディスプレイが一部カラー化
- 燃料計の表記がアナログ化
- 純正アクセサリーパーツの拡充(ホイール・グリルなど)
- オートレベライザーの廃止(LEDヘッドライト車)
ジムニー5型になって生まれた【メリット】
仕様変更はユーザーにとってほとんどがメリットではありますが、特に良くなって嬉しいポイントを紹介します。
安全性能の向上
デュアルセンサーブレーキサポートⅡが搭載され、街中での運転サポートをしてくれます。
カメラが増えたことにより、信号切り替わりの検知や標識認識機能の向上。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)搭載によって、渋滞時も自動で停止・再発進する。
高速道路の運転がラクになる
アダプティブクルーズコントロール(ACC)搭載により、高速道路での運転が快適になりました。
渋滞でも追従しますが、混んでない高速では一定速度で走行するだけでなく、前方に車を検知したら、速度を自動で前の車の速度に合わせ一定の距離を保って走行してくれます。
フロントパーキングセンサーを全車標準装備
ジムニーはボンネット形状の関係で、前方の距離感が掴みにくい車ですが、5型からフロントにセンサーが付くことで駐車時に壁にぶつかりそうになると警告音で知らせてくれます。
それによって、事故を未然に防ぐことが期待できます。
ジムニー5型の【デメリット・注意点】
運転支援の介入が増えて、違和感がある人も多い
安全性能、安全装備が充実した一方で警告音が増え、運転中の制御介入が増える場面があります。
オフロード走行や林道走行が多い人は不必要と思われる人も多いでしょう。それによりデメリットと感じ、4型以前のほうがジムニーらしさを感じやすい可能性があります。
フロント、バックバンパーにセンサが増えてカスタムしにくい
こちらも安全装備が増え、センサやカメラがフロントやバックバンパーに追加されたことで、ジムニーの醍醐味であるカスタムが難しくなっている箇所があります。
4型以前のモデルで使えていたフロントグリルやバンパーが使用できないこともある為、購入時はしっかりと確認することが大切です。また、自分での取り付けがより難しくなる可能性があります。
今後、ジムニー5型用のを社外製のカスタム製品が商品化されるとは思いますが、少し時間がかかると言えます。
ジムニーを中古で買うなら4型以前と5型、どっちが正解?

以上のデメリットを踏まえて、その性能が自分にとってどこまで必要かを考えてみましょう。
例えば、オフロードやカスタムを楽しみたい人は4型以前のものが扱いやすいです。
しかし、街乗りしかしない人やジムニーのデザイン性のみに惚れ込んだ人は安全性能が向上している5型がおすすめと言えます。
正解は人それぞれ違いますが、以下に分類ができるでしょう。
| 4型以前がおすすめな人 | 5型がおすすめな人 |
|---|---|
| オフロードを楽しむ人 | 安全性能を重視する人 |
| カスタムを楽しむ人 | 街乗りメインの人 |
まとめ|ジムニーJB64が4型→5型の変更点とメリット・デメリット
ジムニーJB64の5型へのアップデートは、安全性能と快適性を大きく引き上げた重要な仕様変更と言えるでしょう。
5型ではデュアルセンサーブレーキサポートⅡやアダプティブクルーズコントロール(ACC)、フロントパーキングセンサーなどが全車標準装備となり、街乗りや高速道路での安心感はこれまで以上に向上しています。
一方で、
・運転支援の介入が増えたこと
・センサー増設によるカスタムの制約
といった点は、人によってはデメリットに感じる部分でもあります。
その為、中古車を購入する際には
- オフロード走行やカスタムを重視したい人 → 4型以前
- 街乗りメインで安全性・快適性を重視したい人 → 5型
という選び方がおすすめでしょう。
ジムニーは「どの型が正解」という車ではなく、使い方や価値観によってベストな選択が変わる車です。



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