2025年1月30日にジムニーファン待望の5ドアジムニー、『ジムニーノマド』が発表されました。
ジムニーのオフロードを楽しむコンセプトは変わらず、5ドアで今までよりも幅広い人に購入の検討に入る車種になっていると言えます。
この記事ではジムニーノマド(JimnyNOMADE)がどんな人におすすめな車種なのか紹介します。

ジムニーノマドが5ドアになって便利になったポイント
ジムニーやジムニーシエラから変更されたポイントでどんな点よくなったのか紹介します。
ジムニーやジムニーシエラの小さいメリットもありましたが、3ドアから5ドアに変化したジムニーノマドは具体的にどんなポイントが便利になったのでしょうか。
ジムニーノマドは大きくなったジムニーと捉えるとわかりやすいでしょう。
荷室が大きくなり、積載量が増えた

4名乗車時の荷室床面長が240mmしかなかったものが590mmとなり、350mm広くなっています。
場所 | ジムニーJB64 | ジムニーシエラJB74 | ジムニーノマド |
---|---|---|---|
荷室床面長 (4名乗車時) | 240mm | 240mm | 590mm |
荷室床面長 (2名乗車時) | 980mm | 980mm | 1,240mm |
荷室幅 | 1,300mm | 1,300mm | 1,210mm |
荷室高 | 850mm | 850mm | 960mm |
ジムニー、ジムニーシエラには荷室の床をフルフラットにする為に収納ボックスがついています。
ジムニーノマドにはそれがない為、荷室高が少し高くなっています。
4名乗車時も荷室には大きなカバンを乗せられる広さが確保されている為、比較するとかなり快適に使用できるでしょう。
4人が快適に乗れるようにシートも厚くなったことで、倒した際にフルフラットにならないのがデメリットを感じる人もいるかもしれません。
4人での乗車が快適になった
ジムニーノマドになって、後部座席のヒップポイントを50mm後方に下げ、後部座席のスペースも快適になっています。
荷室の広さも広くなった為、4人乗車でも荷物の量を気にすることなく、乗車できます。
また、後部座席はジムニーシエラよりもシートのクッションに厚みが増し、長時間乗車でも快適になっています。
安全性能の向上
- デュアルカメラブレーキサポート
- アクティブクルーズコントロール
デュアルカメラブレーキサポート
ジムニーノマドにデュアルカメラブレーキサポートが搭載されました。
システムが衝突の恐れがあると判断すると、音やメーターなどの表示によってドライバーに警告。ブレーキペダルを踏むと、ブレーキ力をアシスト。衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。ジムニー ノマドは、夜間の歩行者も検知。衝突の危険が高まると自動で弱いブレーキをかけ危険をお知らせする機能があります。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_nomade_jimny_sierra/safety/
アクティブクルーズコントロール(ジムニーノマド4AT車)
アクティブクルーズコントロール(ジムニーノマド4AT車)も搭載されました。
先行者を追従し、高速道路での運転操作をサポートしてくれます。
先行者がいない場合は設定した速度に一定で走り、先行者がいた場合、先行者の速度に合わせてくれます。
ジムニーシエラの場合はオートクルーズコントロール機能のため、高速で一定速度を保つのみです。そのため、先行者が速度を落とした際には自らブレーキを踏んだり、速度を落とす必要があります。
ジムニーノマドのデメリットは?(ジムニーシエラと比較)
- フルフラットにはならない
- 全長が大きくなった
ジムニーシエラと比較すると上記2点が気になるポイントでしょう。
ジムニーJB64だと軽自動車のため、さらに変化は大きくなりますが、ここではジムニーシエラと比較した際のデメリットを紹介します。
フルフラットにはならない
フルフラットにならないのは唯一の欠点と言えるかもしれません。
ジムニーシエラであれば、後部座席を倒すとほぼフルフラットになり、荷物が積みやすく、車中泊もしやすい車内環境に変化していました。
しかし、後部座席がシエラよりも広い為、フルフラットのように使用する際は後部座席を立てたまま、前部座席を倒してフラットにする方法があります。荷室に多少の荷物を置いたままフラットにできるという点はプラスと言えます。
全長が大きくなった
ジムニーノマドはジムニーシエラよりも全長が340mm長くなっています。
ジムニーのコンパクトさが好きな人にとってはデメリットと言えます。
ジムニーシエラと幅は変わらないため、全長だけ変化があります。
キャンプやオフロードの狭い場所に行った際に感じる点でしょう。
ジムニーノマドがおすすめな人
先ほど紹介したジムニーノマドになって便利になったポイントを押さえると、どんな人におすすめなのか見えてきます。
ジムニーJB64やジムニーシエラJB74と比較すると、5ドアの快適性、荷室の広さ、積載量UPによってファミリーでも購入の検討に入る車種になりました。
- ジムニーシエラを買うか迷っていた人
- アウトドアが好きなファミリー
- ジムニーの積載量の少なさで諦めていた人
- ジムニーのデザインが好きで3ドアのため、諦めていた人
- 車庫の幅が狭くてランクルを諦めた人
アウトドア向けの車種は車幅が広い車が多いですが、ジムニーノマドは運転が不安な人でも安心して乗れます。今までの3ドアのジムニーでファミリー向けではなかったイメージを払拭し、ファミリーも購入の検討ができるようになりました。
子供がいても乗り降りは5ドアになって圧倒的に乗り降りがしやすくなっています。
5ドアになったジムニーノマド!どんな人におすすめな車なのか紹介!
特にジムニーシエラを買うか悩んでいた人はジムニーノマドがおすすめです。
ジムニーシエラからのノマドへのデメリットは少なく、メリットの方が大きい為です。
しかし、ジムニーJB64とジムニーノマドの2車種で検討している際は軽自動車という視点もしっかりと理解して検討する必要があるでしょう。
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