新型ジムニー(JB64/74 )がなぜ人気車種として扱われているのか、人気の秘密を4つのポイントに分けて解説します。
また、ジムニーを購入するメリットはどんなところにあるのか紹介します。
- ジムニーの人気の秘密
- ジムニーを購入する人のメリットとは
- ジムニーが不人気と言われる点
ジムニーの人気の秘密について
ポイントは大きく4つあります。
- デザイン性が高評価
- タフな製品設計
- 本格4WDに安全装備が搭載
- ライバル車が少ない
現行のジムニーは2018年7月から販売が開始され、注文してから納車までの期間がとても長い車種として知られています。(著者は注文してから約1年かかりました)
デザイン性が高評価
この見た目のデザイン、カクカクしたフォルムが気に入って購入を決める人も多いのではないでしょうか。
以前のジムニーは丸み帯びていましたが、今はスクエアタイプで無骨でかっこいい印象です。
このデザイン性とカラーバリエーション、カスタムも豊富なことで自分の個性を出しておしゃれにすることもできます。
カラーは「シフォンアイボリー」や「ミディアムグレー」などおしゃれにしやすいラインナップがあり、様々なメーカーからジムニー専用のカスタムパーツが販売され、内装や外装を自分だけのオリジナルなジムニーにできることも魅力です。
「ジムニー女子」なんて言葉もあるぐらい、
以前までは「かっこいいタフなジムニー」→今では「カッコよくて、おしゃれなジムニー」と変わっています。
タフな製品設計
初代のジムニーからこのタフ、過酷な環境でも操作性が完璧な車種というコンセプトは変わりません。
強靭なラダーフレーム構造が様々な環境に対応しており、軽自動車でありながらオフロードや雪道に強い車種になっています。
よって、災害時になどにも強い車です。それでいて軽自動車の為、小回りも効きやすく市役所などの車としても採用されていることもあります。
本格4WDに安全装備がついている
2018年から販売されているジムニーは4WDですが、スズキのセーフティーサポート機能が搭載されています。
これも人気の大きな要因の一つです。「車線逸脱警報」や「誤発進抑制機能」などがあり、安心して運転することができます。
また、過去のジムニーは「燃費の悪さ」や「乗り心地の悪さ」から、街乗りメインでは乗りにくい側面がありました。
しかし、現行ジムニーJB64/74には燃費も向上し、乗り心地も以前よりもかなり改善された為、街乗りメインの人でも不満なく使用できる設計となっています。
ライバル車が少ない
ジムニーにはライバルとなりえる車種が少ないため、人気とも言えます。
軽自動車で4WDに特化したジムニー。
街乗りメインで考えるなら、スズキのハスラーやダイハツのタフトなどもありますが、ラダーフレーム構造はジムニーのみ。そのラダーフレーム構造により、他車と比べてオフロードや雪道に強いジムニーは軽自動車の中でも特別な存在となっています。
最近ではアウトドアブームの観点からオフロードにも行けたり、キャンプ、釣り、アウトドア、車中泊にも向いているジムニーを選ぶ人が増えている要因です。
また、様々な会社からカスタム商品が販売されており、ジムニーを購入してからも楽しみがあることも魅力です。軽自動車の為、価格的にもで購入しやすく、「購入すると遊びが広がる」そんな車はほとんどないでしょう。
ジムニーを購入するメリット
やっぱり人気の1番の理由はデザイン性でしょう。
デザイン性以外にジムニーを購入すると様々なメリットがあるため、紹介します。
カスタムパーツが豊富にある
ジムニーにはたくさんのカスタムパーツがあります。
色んなメーカーからジムニー専用設計の商品が販売され、自分好みにカスタムしていくのが魅力の一つです。
例えば、ドリンクホルダーやスマホホルダー、スペアタイヤカバー、シートカバーなど。
外観だとタイヤやホイールを変更しイメージをガラッと変えているジムニーもよくあります。
ジムニーの顔(フロントグリル)も変更が可能です。
ジムニーは車本体の価格が(1,804,000円〜)安いため、カスタム費用を追加しても通常の車と同等ぐらいの値段で抑えることができるので趣味用の車として購入もできます。
たくさんのカスタム手段があるため、購入してから自分だけのオリジナルのジムニーにできます。そのカスタムをできる楽しさは他車では味わえない楽しみ方です。
リセールバリューが高い
ジムニーはリセールバリューがとても高いです。もちろんグレードやカラーによって異なりますが、他車と比べても非常に高いことで知られています。
※リセールバリューが高い車とは
車を購入してから数年経っても「車の価値が落ちにくい」車種ということです。
現行ジムニーのリセールは下記の表のようになっています。
新車登録から経過年数 | ジムニー(JB64) 平均残価率 | ジムニーシエラ(JB74) 平均残価率 | ハスラー (スズキ 軽自動車) |
---|---|---|---|
1年後 | 108% | 119% | 101% |
3年後 | 101% | 109% | 71% |
5年後 | 69% | 63% | 58% |
7年後 | 57% | 53% | 47% |
ハスラーもリセールが高い車種ですが、それでもジムニーの方が断然高いです。
※需要と供給で価値(価格)が変わり、車種の状態でも変動します。
3年経っても価格が落ちないのはとても魅力的です。
軽自動車やSUVはリセールが高い傾向にあります。それ以外の車種を購入する際にはリセールバリューも考えて購入することをおすすめします。
オフロードでも楽しめる
通常の街乗りでは2WD、オフロードでは4WDと切り替えられるため、他車と違ってオフロードの走破性も突出しています。
最近では林道や砂浜、雪道をジムニーで走っている様子も見られます。
ジムニーならではの楽しみの一つです。
どこまでも行けてしまうジムニーでは通行禁止や一人で行ってスタックするなどには注意しましょう。
ジムニーのデメリット(不人気な点、理由)
著者がジムニーを購入して気が付いたことやデメリットについて紹介します。
ジムニーはコアなファンや使用用途としてニーズに合っていますが、サイズ感や燃費などデメリットがあります。
不人気と言われるデメリットをいくつか紹介します。
ジムニーのデメリット(不人気な点、理由)
購入時に悩む、ジムニーの不人気なポイントを4つ紹介します。
個人的には数ヶ月乗るとデメリットも慣れてきて気にならなくなると思います。
荷物があまり載らない
2人で乗車する分には不便はないが4人で乗車すると、積載能力が少なくなります。
ルーフキャリアを乗せることで積載はアップさせることが可能なので、積載が心配な人は購入前にルーフキャリアを検討をおすすめします。
また、セカンドカーとしての購入なら積載能力を気にせず、検討をしやすいかもしれません。
燃費が悪い
ジムニーは最近の車にしては燃費が悪い点です。
ジムニー (5MT) | ジムニー (4AT) | ハスラー (ハイブリッド) | タフト (ダイハツ) | |
---|---|---|---|---|
市街地モード | 15.6(km/L) | 12.4(km/L) | 22.9(km/L) | 17.6(km/L) |
高速道路モード | 16.5(km/L) | 14.8(km/L) | 25.1(km/L) | 20.8(km/L) |
ロードノイズが大きい
一般道ではあまり気になりませんが、高速道路を走ると強く感じられます。
雨が強く降っている時などは雨音で隣の人の声が聞き取りにくいこともあります。
揺れが大きい
ジムニーは車の構造状、揺れが大きい車種です。
コンビニやお店などの駐車場と道路の段差が大きい場合、かなり揺れます。
しかし、オフロードに強い車種であるため、車の構造的に致し方ないと割り切った方が気にならないかもしれません。
街乗りメインで揺れが気になる人は様々なメーカーが改造部品を販売しているため、揺れ対策の部品もございます。
個人的には数ヶ月乗ってしまえば、慣れてきて気にならない点です。
不便さを改善するための商品もたくさんあるのでカスタムしたくなる気持ちがさらに高まります。
ジムニーの人気な秘密を徹底解説!ジムニーのメリット!
ジムニーがなぜ人気ののか、その理由を説明しました。
人気のポイントは4つありましたが、メリットの「カスタムパーツが豊富」なことや「リセールバリュー」も大きなポイントだと思います。
- デザイン性が高評価
- タフな製品設計
- 本格4WDに安全装備が搭載
- ライバル車が少ない
- カスタムパーツが豊富
- リセールバリューが高い
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